食器棚の不用品回収で起こりやすいトラブルは?処分方法も解説
使わなくなった食器棚をどう処分すればいいのか、迷っている方は多いのではないでしょうか。処分方法を間違えると、思わぬトラブルにつながる場合もあるため注意が必要です。そこでこの記事では、食器棚の不用品回収で起こりやすいトラブルについて解説します。処分方法も合わせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むための時間:3分
食器棚を処分する際に起こりやすいトラブル
食器棚を処分する際に起こりやすいトラブルは、以下の3つです。
- 重くて外に持ち出せない
- 回収にかかる費用が高い
- 買い取ってもらえない
重くて外に持ち出せない
食器棚は木製で頑丈なものが多く、大人ひとりでは持ち上げることすら困難なケースがあります。無理に運ぼうとすると、腰を痛めたり、壁や床を傷つけたりするおそれもあるため注意してください。特に集合住宅では、共用部分での移動も配慮が必要です。搬出が難しい場合は、解体や分解ができるかを確認し、専門業者に依頼しましょう。
回収にかかる費用が高い
自治体の粗大ごみ回収を利用する場合でも、食器棚のサイズによっては高額な手数料がかかることがあります。また、民間の回収業者に頼む場合は、運搬費や階段料金などが加算されて、想定以上の費用になることもあるでしょう。事前に見積もりを取り、料金体系を確認することが大切です。
買い取ってもらえない
食器棚は流通量が多く、需要が限られているため、状態が良くても引き取り対象外になる場合があります。事前に買い取り可能か問い合わせるか、寄付・譲渡など別の方法も検討すると良いでしょう。
食器棚の処分方法
食器棚の処分方法は、以下の8つです。
- 一般ゴミとして処分する
- 粗大ゴミとして処分する
- 指定のゴミ処理場へ持ち込む
- 買い替える時に回収してもらう
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリやネットオークションで売却する
- 知り合いに譲る
- 不用品回収業者に回収してもらう
一般ゴミとして処分する
小さめの食器棚や分解できるタイプであれば、一般ゴミとして出せる場合もあります。ただし、自治体によってサイズや出し方のルールが異なるため、事前に確認が必要です。無理に解体するとケガや破損のおそれもあるので、工具を使う際は注意してください。
粗大ゴミとして処分する
ほとんどの自治体では、大型の食器棚を粗大ゴミとして回収しています。費用はサイズによって異なり、数100円〜数千円が一般的です。電話やインターネットで事前予約を行い、収集日までに指定の場所に出す必要があります。回収日は限られているため、早めに手続きを行いましょう。
指定のゴミ処理場へ持ち込む
自分でゴミ処理場へ持ち込めば、安く処分できる可能性があります。ただし、平日に限られていたり、車両の制限があったりする施設も多いため、事前に持ち込み可能な時間帯や手順を確認してください。
買い替える時に回収してもらう
家具店で新しい食器棚を購入する場合に、古い家具を引き取ってくれる店舗もあります。購入時に申し込めば、搬入と同時に処分できるため便利です。ただし、別料金がかかるケースもあるため、購入前に確認しておきましょう。
リサイクルショップで売却する
状態の良い食器棚であれば、リサイクルショップに買い取ってもらえる可能性があります。ただし、デザインやサイズによっては需要がなく、引き取りを断られることもあるため注意してください。買い取り基準は店舗によって異なるため、写真を送って事前査定してもらうのがおすすめです。
フリマアプリやネットオークションで売却する
自分で売却したい方は、フリマアプリ・ネットオークションを利用する方法もあります。高値で売れる可能性がある一方、発送の準備や購入者とのやりとりが必要です。
知り合いに譲る
知り合いへの譲渡であれば処分費用もかからず、感謝してもらえます。ただし、トラブルを防ぐために、運搬方法や設置の手配はお互いに話し合って決めておきましょう。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者に依頼すると、日時を指定して自宅まで引き取りに来てくれるため、大きな家具でも安心して処分できます。料金は業者によって異なるため、複数社に見積もりを取りましょう。
適切な方法で食器棚を処分しよう!
食器棚の処分には、重さ・費用・買取不可といった、さまざまなトラブルがつきものです。無理に自分で処分しようとせず、専門業者への依頼や、リサイクルショップとの事前相談など、しっかり準備をすることでスムーズに対応できます。食器棚の処分を検討している方は、今回紹介したポイントをぜひ参考にしてください。